YokoWork管理人のゆかりんです。
フリーランスの方、またはフリーランスを考えている方は、リモートワークのお仕事は興味がある方が多いと思います。
会社員と異なり、フリーランスの働き方としては通勤や出社の義務がなく、業務委託としての契約で、納品物や一定の業務内容を持って対価を受け取るという仕事も多くあります。
会社員でも、出社の義務がなく、フルリモートという会社も少しずつ増えてきているものの、フリーランスという選択をされる方の理由の1つには「リモートワークで働きたい」ということがあると思います。
そこで今回は、
- リモートワークって、どんなパターンがあるのか?
- フリーランス向けの「リモートワーク」のお仕事を紹介してくれるマッチングサービス
- クライアントとフリーランスをマッチングするエージェントサービス
をご紹介いたします。
リモートワークのパターン
フリーランスに限らず、正社員においてもリモートワークを導入する企業は増えています。その理由としては、優秀な人材の確保が挙げられます。場所や通勤時間という理由から、優秀な人材が集まらないということを避けるために導入している企業もあります。週5日フルタイムで導入する企業は、まだ少ないですが、週に1回など一定の範囲で導入している企業が多いようです。
フリーランスへ仕事を依頼する時に企業としては、業務委託として仕事を発注することになります。当然ながら委託する費用に対して、見合う成果を見越して発注するわけです。
企業として、フリーランスに仕事を依頼するパターンは下記のようなことが挙げられます。
1.特定の分野に強いプロフェッショナルに依頼したいから
ライターやイラストレーターのようなクリエティブな職種や、専門性をもつエンジニア、マーケター、コンサルタントの職種で、「この人にしか頼めない」といったケースです。
当然ながら報酬は高くなり、フリーランスとしては理想的な仕事の受け方といっても良いかもしれません。
これまでの実績や業界内での信頼が重要になるため、このような仕事の受け方をするには、一定の期間が必要になります。
2.アウトソーシングにした方が低コストであるから
1.とは逆で、「一定のレベルの人であれば誰でもできそうな仕事」をフリーランスに委託する場合に多いのが、低コストであるという理由です。
社員やアルバイトが業務を行えば、成果に関係なく時間単位で費用(給与だけでなく、社会保険や交通費やPC機器)が発生するのに対し、フリーランスに業務委託として発注する場合は、成果物にのみ費用が発生します。
また、たくさんの会員登録がされているクラウドソーシングでは、場所や時間に縛られないリモートワーク可能な案件ほど応募が多く相場が下がりやすくなります。
3.時期や事業のステージによって業務量が変動するから
年末年始や季節によって業務量が大きく変わるビジネスの場合、その期間だけアルバイトを増やしたり、アウトソーシングで対応したりすることがあります。それと同じ理由で社内のリソースでは対応できない時期は、フリーランスに業務委託して対応する企業もあります。
また、事業の成長段階に応じて柔軟に人を増やしたい場合に、フリーランスに委託することもあります。
例えば採用の業務が0.3人分ある時に、正社員だと仕事量が中途半端で他の業務と兼任にしないといけなくなりますが、フリーランスに依頼すると週2日の業務委託で対応できるといったメリットがあります。
単価が高い仕事を受注するには
上記に挙げた3つのリモートワークのパターンからもわかるように、実績と信頼を作ることが単価アップのコツになります。
実績として公表できる案件の仕事をしっかりとポートフォリオにしていく、特定のテーマに絞って仕事をしていく、といったフリーランスとしてのセルフブランディング、営業戦略が重要になってきますね。
リモートワーク可能な案件を紹介するサービス
ここからは、具体的にリモートワークの案件を紹介しているサービスを説明しますね。
HiPro Tech(ハイプロ テック)
HiPro Tech(ハイプロ テック)は、パーソルグループのITフリーランサー専門エージェントです。
高単価のフリーランスのITエンジニア、ITコンサルタント、PMOの案件が豊富にあり、保有案件の約60%が月80万円以上で、最高報酬が月150万円。
ユーザーと企業の直接契約により、高額報酬を実現しています。
リモート・在宅案件多数で、稼働時間も週3日~5日から自由に選択できるので、自分にあった案件を探すことができます。
flexy
週1日/リモートといった案件があり、エンジニア・デザイナーがライフスタイルやスキルに合わせて仕事を選ぶことができるサービスです。
週1回で20万/月の案件やリモートで週3日で50万 /月の案件などが紹介されています。
クラウドテック
エンジニア、デザイナーをはじめとしたITフリーランス向けにリモートワーク、週3日、週4日の案件を紹介するサービスです。専任のアドバイザーが仕事探しをサポート。支払サイトも翌月15日払いと最短クラス。
Webディレクター、マーケター、ライターの案件もありますので、自由な働き方を選択したい方にピッタリのサービスです。
at-engineer
at-engineer(アットエンジニア)は、週5日の常駐案件から、リモートワーク、週2−3日の案件を紹介するエージェントサービスです。
株式会社アイスタンダードが運営しています。
CODEAL
エンジニア、デザイナーを中心に高スキル人材登録7000人するコデアル株式会社が運営するサービスです。出社頻度週0日の完全リモートの仕事や、週1−2日稼働の仕事も多く、リモートワークを志向するフリーランスには好条件の案件が多く紹介されています。
数は多くありませんが、マーケター、セールス、広報などの求人もあるため、非エンジニアのフリーランスにとっても、注目のサービスです。
Reworker
Reworkerは、リモートワーク、在宅ワーク、時短で週3、副業OKといった新しい働き方ができる求人を紹介するサイトです。
運営する株式会社キャスターも全メンバーがリモートワークで働いていることもあり、エンジニアやデザイナーといったWebの仕事だけでなく、人事、経理、秘書、翻訳など幅広い職種の募集があります。
PROsheetの詳細
パラフト株式会社が提供する企業とフリーランスが直接、業務委託契約するサービス。
単価交渉なども担当コンサルタントがサポート。週1日の案件やリモート可能な案件もあります。
リモートワーク案件に応募するマッチングサービス
フリーランススタート
フリーランススタートは、フリーランスエンジニアのための案件紹介サイト。エンジニア、PM、コンサルタントなどの10万件以上の案件が言語、スキル、環境、勤務地別に検索できます。週3日やフルリモートの案件もありますので、自分にあった仕事を探してみましょう。
ランサーズ
デザイナー、エンジニアであれば一定の案件があるのが、クラウドソーシングの代表的なサービスであるランサーズ。
ライターの案件が単価が低くなりやすいため、実績作りには良いですが、クラウドソーシングの案件だけだと、単価が上がりにくいです。
フリーランスの交流会も開催されており、スペシャリストを企業に紹介するランサーズProなどの新しいサービスも増えてきているので、登録しておくのがおすすめです。
クラウドワークス
クラウドソーシングサービスとして、もう1つ有名なのがクラウドワークス。ライティングの案件やWeb関連の案件が多くあります。
エンジニア、デザイナーを紹介する「クラウドテック」、プライベートコーチをマッチングする「サイタ」など、他のサービスも展開しているので、スペシャリストにとっては今後の展開も注目しておきたいところですね。
ココナラ
ココナラは、知識・スキル・経験を500円から売り買いできるフリーマーケット。金額を設定して販売する形式のため、単価の高い商品も販売可能です。
イラスト、似顔絵、音源などの人気が高いため、クリエイティブな職種の方は、ここで売れ筋の商品を育てるのも良いでしょう。
フルリモートの仕事を受注するには?
フルリモートの仕事は、案件の件数に対して希望するフリーランスの数が多いため、安価になりやすい傾向があります。
日本全国(場合によっては世界)でマッチングが行われるため、マーケットにおける自分自身の強みを把握し、どのようなスキルと実績を積み上げていくのかが長い目で見ると大切になってきます。
今回ご紹介したサービスも活用しながら、自分に合ったジャンル、テーマを見つけてくださいね。